問5
賃貸住宅管理業者登録制度において定められている賃貸住宅管理業者による貸主に対する管理受託契約に関する重要事項の説明(以下、本問において「重要事項の説明」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 重要事項の説明は、必ず対面で行う必要がある。
2 重要事項の説明は、必ずしも賃貸住宅管理業者の事務所で行う必要はない。
3 重要事項の説明は、貸主が遠隔地に居住する等特段の事情がある場合を除き、書面を交付して行わなければならない。
4 重要事項の説明は、貸主が遠隔地に居住する等特段の事情がある場合を除き、管理受託契約が成立するまでの間に行わなければならない。
解答・解説
解答 2
解説
1 ×(誤り)
原則として、対面で口頭によって行うべきとされているが、電話等による方法で行うことも可能です。
2 ○(正しい)
本肢のとおり
3 ×(誤り)
重要事項の説明は書面を交付して行わなければなりません。貸主が遠隔地に居住する等特段の事情があったとしても書面の交付は必要です。
4 ×(誤り)
重要事項の説明は管理受託契約が成立するまでの間に行わなければなりません。貸主が遠隔地に居住する等特段の事情があったとしても同様です。

【平成28年度】賃貸不動産経営管理士試験の過去問・解説一覧
平成28年度 過去問・解説 問1 賃貸不動産管理の意義 問2 賃貸不動産経営管理士の倫理憲章 問3 個人情報保護法 問4 業務等状況の報告(9条報告) 問5 管理受託契約に関する重要事項の説明 問6 借主に対...
平成28年度 過去問一覧
問6 借主に対する管理事務終了時の通知、管理事務の報告、登録制度における誇大広告の禁止、帳簿の作成・保存
問7 賃貸住宅管理業者登録制度の登録(登録拒否事由、有効期間等)
問8 賃貸借契約に基づかない金銭受領の通知、基幹事務の一括再委託の禁止、業務等状況報告書の閲覧、従業者証明書
問13 建物賃貸借の特定期建物賃貸借約の有効性(借地借家法)
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