問11
借主の募集に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1 重要な事項について、故意に事実を告げず又は不実(本当でないこと)を告げることは禁止されている。
2 契約の申込みのため又は借受希望者が一度した申込みの撤回若しくはその解除を妨げるため、借受希望者を脅迫することは禁止されている。
3 将来の環境又は交通その他の利便について、借受希望者が誤解するような断定的判断を提供することは禁止されている。
4 管理業者たる宅地建物取引業者が、不当景品類及び不当表示防止法に基づく公正取引協議会の構成団体に所属する場合であって、当該団体に届け出たときは、同法に基づく不動産の表示に関する公正競争規約に従うことなく、募集広告を作成することができる。
解答・解説
解答 4
解説
1 ○(適切)
本肢のとおり
2 ○(適切)
本肢のとおり
3 ○(適切)
本肢のとおり
4 ×(不適切)
管理業者たる宅地建物取引業者が、不当景品類及び不当表示防止法に基づく公正取引協議会の構成団体に所属する場合、不当景品類及び不当表示防止法第31条第1項の規程に基づき作成された「不動産の表示に関する公正競争規約」にしたがって、募集広告を作成する必要があります。

【平成28年度】賃貸不動産経営管理士試験の過去問・解説一覧
平成28年度 過去問・解説 問1 賃貸不動産管理の意義 問2 賃貸不動産経営管理士の倫理憲章 問3 個人情報保護法 問4 業務等状況の報告(9条報告) 問5 管理受託契約に関する重要事項の説明 問6 借主に対...
平成28年度 過去問一覧
問6 借主に対する管理事務終了時の通知、管理事務の報告、登録制度における誇大広告の禁止、帳簿の作成・保存
問7 賃貸住宅管理業者登録制度の登録(登録拒否事由、有効期間等)
問8 賃貸借契約に基づかない金銭受領の通知、基幹事務の一括再委託の禁止、業務等状況報告書の閲覧、従業者証明書
問13 建物賃貸借の特定期建物賃貸借約の有効性(借地借家法)
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